申告書の支払い期日
お客様からのお問い合わせが多かったご質問を IIO News Accounting Tax!にてご紹介していきたいと思います。
本日のご質問は、こちらです!
Q: 確定申告を依頼したら高額の支払いになってしまいました。期日の4月15日までに払えません。どうしたらいいですか?
A: 申告書の延長は最長6か月可能ですが、支払いの延長はできません。そのため、支払いは2021年4月15日までにしない場合は、ペナルティと利子が発生します。支払いができなからといって、申告書を提出しないと申告漏れのペナルティも発生してしまうため、申告書は提出してしまうことをお勧めします。
また、申告から120日以内に支払いが可能な場合は、ペナルティや利子はかかりますが、IRSへ通知は要らず120日以内に支払いをしたら問題はありません。ただ、120日以内に満額払えそうにない場合は、分割払いを申請することが可能です。もちろん、未払いの総額や過去きちんと申告をしていたか等の審査があったり、分割払いの申請費用がかかります。分割払いに成功しても、月々の支払に一回でも不履行があると分割制度が終わり、残りの未払いはすぐに一括で支払わなければいけなくなります。
最後に、もし現在、そして近い将来もどうしても一銭も支払える見込みがないという場合は、Offer in compromiseという制度を利用することもできます。これは、減額やある期間の差押え停止が含まれます。しかし、この制度が受理されるには全ての所得や財産、そして負債を当局へ開示し交渉が必要です。
どうしてもという場合には、まずは申告書を提出しましょう。そして、ペナルティや利子をなるべく小さくするために支払える最高額をなるべく払ってしまいましょう。そのあとは、分割払いの申請やOffer in compromiseができるかどうか、当局、もしくは専門家に依頼してみましょう。
本日のQ&Aは、お役に立ちましたでしょうか?あくまでも一般的なアドバイスとなりますので、さらに詳しいアドバイスが必要な方はぜひ個別相談を受け付けております!
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