2023年01月15日
投資の商品について
Q: 投資商品の種類とそれぞれの税金について教えてください。
A: 投資商品には、株式、債券、投資信託、不動産投資などがあり、これら投資の収入には、株や不動産などの資産を売買した際に得る利益(Capital Gain)、利息または配当収入(Ordinary Income)の2種類があります。
Ordinary Incomeは通常、給与所得と同じく、累進課税で税率が計算されます。つまり同じ利息収入でも、納税者の給与所得額によって税率が変わるのです。一方、Capital Gainは投資商品の保有期間で区別し、短期保有の場合は、Ordinary Incomeと同じく累進課税になります。長期保有の場合、税率が優遇され、低所得の納税者は非課税になるケースもあります。
IRA(個人退職口座)や401(k)(確定拠出型年金)などの個人年金は、毎年一定額を退職の準備金として積み立て、積立金を投資するものです。この投資の利益は非課税で、積立金額は所得税控除の対象となります。ただし、基本的に、退職前に積立金を引き出せない上、老後、引き出す際に所得税が加算されます。
投資に関する税率は、税務上の居住者か否か、また、州によって課税対象、税金の種類が異なります。
うまくお金の運用をしたい人は、専門家のアドバイスを受けて投資計画を立てることをお勧めします