死亡後の税務
Q: 夫が亡くなりました。税務上、どのような手続きが必要ですか?
A: まず、相続遺産がアメリカ国内だけか、日本にもあるのか、いくらあるのかを確認しましょう。日米それぞれで税務申告の提出が必要な場合もあります。アメリカでは、遺産の金額や状況で、相続に関する申告書の提出が必要かどうかを判断します。
相続申告書を提出後、IRS(内国歳入庁)に「Transfer Certificate」の依頼が必要な場合もあります。「Transfer Certificate」は、被相続人から相続人へ税金などの負債がない形で相続されたことを示す資料で、相続する資産のリストが記載されます。「Transfer Certificate」は、被相続人の口座の残高を相続人に移行するのに金融機関から求められる場合があります。
亡くなった方の最後の確定申告書を提出しましょう。確定申告書の提出に必要な情報が見つからない場合、「Transcript」と言って、「Form W-2」や「Form 1099」、過去の申告書のコピーなど、亡くなった方の所得情報などの開示をIRSに依頼できます。トラストがある場合、亡くなった年からトラストの申告書の提出も必要です。
トラストがある場合は、トラストの申告書も必要な場合があります。必要な手続きについて確認しておきましょう。
他にも携帯電話やテレビの解約、健康保険や生命保険会社への連絡、年金を受け取っている場合はソーシャルセキュリティー事務所にも死亡の報告を入れましょう。
あくまでも一般的なアドバイスとなりますので、さらに詳しいアドバイスが必要な方はぜひ個別相談を受け付けております!
その他ご質問や取り上げてほしいトピックなどございましたらお気軽にお問い合わせください!