ビジネスライセンス
お客様からのお問い合わせが多かったご質問を IIO News Accounting Tax!にてご紹介していきたいと思います。
本日のご質問は、こちらです!
Q: 家で英語を教え始めました。ビジネスとして登録が必要ですか?
A: はい、家で自営業者としてビジネスをしているとみなされるため、一番必要なのは、ビジネスライセンスです。
法的に事業を営むには、ほとんどの場合「ビジネスライセンス」が必要になり、「事業税証明書」と呼ばれることもあります。それは、どのような事業形態なのかを特定し、追跡を可能にし、一般の人々を保護し、税務上の目的で使用するための証明書になります。
ただし、事業を始める前にいくつかの課題をクリアする必要があります。ビジネスライセンス取得の際に見落としがちな点は、それらを取得する機関が必ずしも1つだけとは限らないということです。そのためには、連邦、州、郡、市の機関の順に連絡することは、罰金、罰則、税制上のマイナス影響、場合によっては強制的な事業閉鎖から身を守るために最も安全な方法だと言えます。事業形態によっては、複数の機関からライセンスを取得しなければならない場合もあるので、必ず、どの機関からのライセンスの取得が必要なのかを確認したほうがよいでしょう。
ライセンス取得の際に求められる条件は、事業の種類、業務が行われる場所、政府の規制など、いくつかの要素によって異なりますので、様々なケースが考えられます。ビジネス上の取引が連邦規制のある事業に関わる場合は、連邦事業免許とその他の関連する許可を申請する必要があります。米国では、農業、アルコール飲料、航空、銃器、弾薬、爆発物、魚や野生生物、商業漁業、海上輸送や貨物輸送、鉱業と連邦地方、原子力、ラジオテレビや大型車の運転などがその対象になります。法人でない地域(自治体以外の地域)で事業を行っている場合や特定の事業を行っている場合は、郡営業許可証が必要な場合があります。例えば、ロサンゼルス郡のウェブサイトには、書店から私立学校、locksmithingなどがリストに挙げられています。
すでにビジネスライセンスを取得しており、発行者の管轄区域から事業を移転する計画をしている場合は、移転を通知する必要があります。更には、移転先の機関で義務付けているビジネスライセンス取得の条件を調べる必要もあるでしょう。無事、ビジネスライセンスを取得したら、これで事業を始める準備が整います。
万が一、ビジネスライセンスに関する何らかの違反や罰則の旨の手紙を受けた場合は、まず、その機関が必要としている条件が何であるかを把握することです。あなたの状況に必要な何かが解れば、違反や罰則を免除される可能性があるかもしれません。取得するに当たり、又、罰金や違反の手紙が来た場合は、状況説明や証明の提出等必要となりますので、不安な方は一度会計士や弁護士など専門家に相談することをお勧めします。
また、毎年更新をしなくてはいけません。多くの市や群では1月が更新です。手紙が届いたら忘れずにきちんと提出し、今年も問題なくビジネスがスタートできるようにしておきましょう。
本日のQ&Aは、お役に立ちましたでしょうか?あくまでも一般的なアドバイスとなりますので、さらに詳しいアドバイスが必要な方はぜひ個別相談を受け付けております!
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